2008年2月21日 (木)

クローズアップ現代

 本日のNHKのクローズアップ現代において、地球の温暖化についての海水温の影響が大なのだということを、取り上げていた。『深層循環の変動』が気性に及ぼしてきた影響については、知っていたが、ややもすると、2酸化炭素の排出面ばかりが強調されたりしているが、実は、この『海洋の深層循環』が、実に重大なる影響を及ぼすということを強調していたのは、まさに時宜を得た企画であった。

 そこで検索してみた情報を下に掲げて、参考に供したい。この面で、日本の研究が、大いに貢献していることを知り、誇らしい気持ちになった。特に大洲トラリアの旱魃について、同国気象庁が予測出来なかったのに、日本の研究機関がそれを予測していたということにはは、意を強くしたところである。

【引用始め】

深層循環の変動について
海洋の深層循環は海水の水温と塩分による密度変化によって駆動されています。 現在の気候においては、北大西洋と南大洋の高緯度海域で冷却されて重くなった海水が深層に沈みこんで世界の海洋を循環しています。

地球温暖化にともなって高緯度海域の海水が高温化したり、降水の増加などによって低塩化したときには、沈み込む量が減少し、深層循環が一時的であれ弱まるのではないかと考えられています。 北大西洋での深層水形成が弱まった場合、南からの暖かい表層水の供給が減り、北大西洋およびその周辺の気温の上昇が比較的小さくなることが指摘されています。

気候変動に関する政府間パネル第4次評価報告書(IPCC, 2007)によると、深層循環の変化に何らかの傾向があるかどうかを判断する十分な根拠はありません。 予測では、21世紀中に深層循環が大規模かつ急激に変化する可能性はかなり低いです。

現在のモデル予測では、大西洋の深層循環は、21世紀のうちに弱まる可能性がかなり高いという結果が出ています。 しかし、深層循環の急激な弱まりや完全な停止を予測しているモデルはなく、深層循環の強さには、ほとんど変化がないという予測から50%以上弱まるという予測まで大きな幅があります。 これらのモデルの予測結果を平均すると、2080~2099年の大西洋の深層循環の強さは25%弱まるという結果がでています。

Photo

【引用終わり】

| | コメント (0)